問いかける絵本

こんにちは。近頃あたふたしているゆりちゃんです。２月の語りべとして、本を２冊紹介したいと思います。■「ありがとう、フォルカーせんせい 」(岩崎書店) Patricia Polacco (原著)香咲 弥須子 (翻訳) ＡＤＨＤといった発達障害を理解する本、というのが表面的な紹介です。先日、岡山大の佐藤暁教授の「子どもの困り感に寄り添おう！」という講演を聞きました。本の中の女の子、トリシャに寄り添える大人になれているのか。大人も子どもも困っている存在ってことを、忘れちゃいけないよなあと思います。■「償い」（サンマーク出版） さだ まさし (著), おぐら ひろかず (イラスト) とある小学校の授業見学で扱っていた教材です。答えが出せないけど、一生懸命考えたい本です。２冊とも、どちらかというと、大人向け、といえるかもしれません。でも絵本だから、すとんと心に落ちる話だと思います。大人の絵本もいいもんです。